12月、冬になってからのトカゲ、カナヘビたち
前回越冬について過去の飼育を記事として書きましたが、今年の飼育日記として冬の様子を残しておきます。
トカゲやカナヘビたちは自然界ではもう冬眠をしている時期です。
外の気温は暖かい日で10℃前後、寒い日は3℃前後です。
カナヘビ・トカゲの飼い方 ~冬眠やそのほかの越冬方法について~【1】
カナヘビ・トカゲの飼い方 ~冬眠やそのほかの越冬方法について~【2】
うちのトカゲやカナヘビの飼育環境も秋から冬に変わったので少しだけ変更しました。
まず、オカダトカゲ、サキシマカナヘビアダルト、ミドリツヤトカゲさんがいるおおきなケージは、バスキングライトをより光量の大きいものに変更しました。
これまでは17口金40wのものでしたが、26口金100wのもに変更しました。
【変更前】
【変更後】
光量、熱量ともにアップしました。
これも今まで同様24Hタイマーで管理をします。
40w程度のものであれば問題ありませんが、100wになると熱量が大きいので、火事にならないよう十分にその配置に気をつけなくてはなりません。
また、電球とソケット自体も大きくなるので、しっかり物を選ばないと天井につかえてしまって取り付けができないなんてことにもなりかねません。
私は360℃向きを変えることができるライトを購入して、少し斜めにして設置してます。まっすぐだと天井を突き抜けてしまうものですから。もし大型のライトを購入される場合は、コードの位置やどの程度フレキシブルなのかなども気をつけて商品を選んでくださいね。
それとちびっこカナヘビ(ニホンカナヘビ、アオカナヘビ、サキシマカナヘビ)達の水槽については、暖突を使ってみました。
効果があるのかどうか実感ができないのがなんとも不安ですが、今の所良さげです。
セラミックヒーターも試しても見ましたが、我が家特有の事情により取り下げました。
セラミックヒーターについてはぜひまた別の機会に記事にしたいと思います。
しかし、この時期になるとメスのカナヘビたちが無精卵を産むようになります。
外気温は寒いのにヒーターなどで人工的に暖めているからなのでしょうか。春と勘違いするのか、卵を生みます。
卵の産卵はメスの体力を非常に奪います。体色がくすんだ色になってしまい、食欲が落ちたり活動量が落ちたりして、場合によっては命を落としてしまう子もいます。
有精卵ならまだしも無精卵なら作らないで欲しいのですが、なにかいい方法は無いものでしょうか。
体の中に卵を作ってしまえばそれは産卵させないと詰まってしまってまた命の危険になるとも聞きます。
冬眠させておけば無精卵を作ることもないのでしょうけれど、この問題はなかなか難しいですね。
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