ニホントカゲの飼い方、床材は何が良いか

      2018/11/07

2017年10月初旬頃のお話です。
ニホントカゲをお迎えしてしばらく経ちましたので、飼育環境の御紹介を徐々に始めていきます。
以前、ニホントカゲを飼っていたときは彼らにとって最適であろう黒土を全面に敷いて飼っていました

昔のトカゲ水槽

(過去のブログ「恐竜と暮らす」)。

いやいや、過去のブログはまさに3日坊主というに相応しい内容でお恥ずかしいのですが・・・。
トカゲの飼育としては、結果として彼らは無事に冬を越すことができましたから良かったと思いますが、ペットとして飼うという意味では果たして満足いくものだったかと問われると自信がありません・・・。
当時、カナヘビはまだしもニホントカゲはめったに姿を見せませんでした。私も仕事が忙しく、平日昼間はほぼ家に居ませんでしたから週末などの休日くらいしかその姿を見るチャンスがありませんでした。
しかし、トカゲを飼っている水槽を見に行ってもいつも姿はありませんでした。
たま~に姿を見せていて日光浴をしていても自分がそ~っと近づくとさっと黒土に潜ってしまいます。

黒土に潜っていくニホントカゲ

これではあまりに飼っている意味がありませんでした。ニホントカゲのためのコオロギの飼育は大変なのに肝心のトカゲに会えないなんて・・・。
そんな反省をもとに今回は黒土の導入を見送りました。

もちろん土に潜れる環境がニホントカゲにとってより良いことは承知しています。しかし、ペットとしてのトカゲを考えたとき、いつも土に潜ってめったにその姿を見ることができなければ飼育の甲斐もありませんし、彼らの健康状態のチェックもできません。
なので100点満点の環境ではないかもしれませんが黒土は諦めたのです。
また、黒土を使うとどうしても湿度の管理が難しくなります。カビやダニ、キノコバエなどのコバエも発生しやすくなります。そういう意味でも黒土は飼育者にとってリスクが高いのです。
より衛生的で過湿にならず、トカゲにとってもストレスが少ないもの・・・・。
考えた末に、今回の床材はチモシーを使うことにしました。

チモシー

チモシーとは一般的にはうさぎ用の牧草として売られている安価なものです。
ペットショップ、ホームセンターなどで売っています。ダイソーでも売っていました。
ただ品質にはばらつきがあるように思いました。
よく考えてみるとカナヘビやニホントカゲは草むらによくいますよね。枯れ草の中にも潜んで居たりします。
そう思うとチモシー、悪くないと思います。また、牧草の香りがなかなかいい香りで消臭剤的な役割も果たしてくれているように思います。
チモシーを床材にして、コオロギを常に絶やさないようにしつつ、引き続きニホントカゲやカナヘビの飼育を続けます。

さあ、飼育が大変にならない範囲ではありますが、どんどん飼育環境を良くして行きたいと思います。
ニホントカゲの飼い方の続編はこちら
ニホントカゲの飼育記録①はこちら

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