東山動物園で教わる動物飼育01
2019/02/24
2018.5月、東山動物園に行ってきました。
正式名称は東山動植物園です。
動物の飼育環境を目で見て学んで来たいと思ったのです。
昨年のお話ですが、小さなペットショップで
「カナヘビを飼うならUV灯は必須だよ。ないと病気になるからね。」
と高価なUV灯を勧められました。
なるほどインターネットで調べると確かにカメやトカゲは日光浴をすることでビタミンDを体内に取り込むようです。それはカルシウムの吸収には欠かせないようで、紫外線を浴びせてやる必要があるようです。
じゃあ、日当たりの良い場所にケージを置いて太陽光線を浴びせてやればいいじゃないかというと話はそう簡単ではなく、ガラス窓越しの太陽光では紫外線はカットされてしまうとのこと。ならば日の当たる屋外にトカゲのケージを置けば良いのですが、屋外は一日の温暖差が大きいこと、カラスや猫の被害に遭うことも懸念されます。
また、日光は紫外線だけではなく強い熱を持ちますからあまり強い日光を長時間浴びせるとトカゲは脱水を起こしてしまうそうです。
そもそも屋外に置いてしまえば、ペットして鑑賞することもあまりなくなってしまうのでしょうから本末転倒かも知れません。
そうなるとUV灯が良いというのは納得な話です。
しかし、そのお店ではUV灯は売っているものの、店内で販売しているトカゲのケージには使われていませんでした。
ホットスポット用にレフ球が使われている種はいましたが、蛍光灯しか灯かりがない種もいました。
私は店員さんに
「あれ?でもここのトカゲにはUV灯使用していませんよね?」
と聞くと
「売れるまでの一時保管でしかないから・・・」
と言葉を濁すようなあいまいな回答しか得られませんでした。
必須であるならば、一時保管であったとしても必要なはずです。というよりもむしろ商品としてペットを扱うのであれば最善な状況で販売をしなければならないはずです。一時保管だからペットにとって必須のUV灯は使わないのというのは納得のできる話ではありません。
その後、いくつかのペットショップを巡ってみましたが、トカゲが入っているケージにUV灯がないことは決して珍しいことではないようでした。
さあ、東山動物園はどうなのでしょうか。
見て行きましょう!
入館前にルールをきちんとチェックです。うっかり御迷惑を掛けるようなことがあってはいけません。
読めば当たり前のことですが、きちんとルール化して掲示しておくことが大切なのかも知れませんね。
迷子に備えてお子様に保護者の名前や連絡先を書いたバッジをつけることをサービスしているようです。
なるほど、これはいいアイデアですね。ぜひ親御さんには活用していただきたいです。
アジア象がいました。はて、昔はインドゾウといったような??今はアジア象というのでしょうか。
なんだか泣いているように見えますが、決して悲しい思いをしているわけではありません。
ゆっくりくつろいでいました。
園内にアマガエルを発見!
思わずルールを破って持ち帰りたくなってしまいましたが、なんと作り物でした。
あまりに自然にそこにいるものですから本物かと・・・。
東山動物園にいるこのアマガエル、東山動物園にきたらぜひ探してみてください。
メスライオンが外にいました。オスは室内にいましたが、写真が上手に撮れませんでした。
このライオン、草を食べていましたよ。
猫が猫草を食べるようなものなのでしょうか。
あまり見ない光景なので不思議でした。
だいぶ記事が長くなってしまったので、第二回に続けたいと思います。
また、第二回の記事を書きます。
(第二回は東山動物園で教わる動物飼育02)
東山動物園で教わる動物飼育03
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