コオロギの飼い方_飼育環境その1

      2018/10/27

コオロギのお世話について書いていきます。
トカゲを飼っている記録のためのブログなのですが、どちらかというと手間が掛かるのはその餌であるコオロギなわけでして。
コオロギは繁殖も含めてまだ記事が書けそうです。

さて、今までは水入れやら餌やら各論のは話ばかりでしたが、日常のお世話の方法について私なりのやり方、自己流ですが紹介したいと思います。
コオロギは衣装ケースで飼っています。

衣装ケース

試行錯誤しましたが、現段階ではこれに落ち着きました。
高さがあって、コオロギが壁面を登れず、広さもある。
底にパネルヒーターを敷くことも可能です。
パネルヒーターを敷くためには衣装ケースと密着させることと熱が無駄に逃げないことを目的にウレタンマットを敷いた上にシート状のヒーターを置くことにしました。

ウレタンマット1

ウレタンマット2

これで熱が無駄なく衣装ケースの中に行きます。
当初はピタリ適温プラスを使用していましたが、ピタリ適温では高熱になりすぎたのか、乾燥してミイラ化するコオロギが複数出たので、マルチパネルヒーターに変えました。温度設定は中程度にしてあります。
これを週に一度掃除します。だいたい週末にやることが多いです。
中のコオロギを一度全部出した上でたまった糞や抜け殻を全部捨てるのです。
しかし、中のコオロギを全部一度出すのが結構大変です。
小さいコオロギはこのような絵筆で扱います。

絵筆

指では潰してしまうからです。
大きいコオロギにはそんな気遣いは無用です笑。
コオロギの隠れ家ごとプラケースに移し、わさわさするとプラケースに落ちます。
この辺は画像があまり美しくないのでNO画像です。
また隠れ家を衣装ケースに戻すとコオロギが入って行くのでそれをプラケースの上で”わさわさ”します。
コオロギの隠れ家はお馴染みの卵ケースですね。

卵ケース

これは爬虫類を扱うペットショップで売られています。
あとは卵料理を良く出すレストランからもらっても良いです。
オムライスがメインのお店とか。
お店にとってはただのゴミですが、我々にはありがたいものです。
私はスンドゥブのお店から頂きました。
店員さんの
「え?こんなゴミ何に使うの?」
というような引き気味の視線が忘れられません笑。
もう一度御願いに行く勇気があれば行くのですが・・・。

それとカレールーの空き箱を使います。

カレー

半分に切ってます。
別に切らなくてもいいかなと思いますが、節約ですね笑。
この中にかなりいっぱい奴らは隠れる習性があるので、これを入れておくとコオロギを集めるのがうんと楽になります。
餌としてコオロギを取り出したいとき、衣装ケースの掃除をするのにコオロギを取り出したいとき、それぞれこのカレールーの箱をプラケースの上に持ってきて”わさわさ”するだけで大量のコオロギを移動させることができます。とっても楽チンです。
この箱の中は、一週間でだいぶ汚れるので毎週交換しましょう。
コオロギを取り出した後、衣装ケースに残された糞や脱け殻をかき集めて捨てます。
ゴミ箱の上で衣装ケースを傾けたり、100均で買った小さい箒と塵取りで集めて捨てたり。

箒とちりとり

そして、以前はそのあと衣装ケース全体をウエットティッシュできれいに拭き取るようにしていました。
薬品が入っていないほうが良いだろうと考えてノンアルコール、無香料のものを選びました。

ノンアルコールウエット

湿気が残るといけないので、ウエットテッィシュで拭いた後は渇いたティッシュで水気を拭いてからコオロギを衣装ケースに戻すようにしていました。
しかし、何週間もそれを繰り返しているうちに、すこしずつ衣装ケースに臭いが残るようになり、なんだか臭くなってきました。
そこでウエットティッシュをアルコール入りの除菌タイプに切り替えました。

除菌ウエット

しかし、それでもなお臭いが蓄積するかのように毎週のように以前にまして匂いがきつくなってきました。
コオロギが死ぬようにもなりましたのでアンモニア中毒になっていたのかも知れません。

そこで思いきって衣装ケースを2つにしてローテーションして使うことにしました。
一週間使った衣装ケースは、ハイターで漂白します。

衣装ケース漂白

糞や脱け殻をざっと適当に捨てた後ギャップ一杯分程度のハイターを衣装ケースに入れて水をためていきます。
水深5cm程度の水で充分です。
これでコオロギの活動エリアは完全に消毒できますから。
この状態で30分程度浸けておきます。

衣装ケース漂白2

漂白を終えてから衣装ケースを太陽光に半日程度晒します。
完全に乾けば良いのでもっと早く乾くようであれば半日に拘る必要はありません。
太陽光にあまり当て過ぎると衣装ケース自体が劣化してしまいますから。

きれいになった衣装ケース

衣装ケースが2つあればゆっくり時間を掛けて綺麗にしている間はもう1つを使えば良いので楽チンです。
ハイターで消毒するので特にウエットティッシュで拭く必要はなくなりました。

こうして2つの衣装ケースを一週間交換でローテーションしていくイメージですね。
これで全く臭いが気にならなくなりました!
アンモニア中毒もなくなったことでしょう。

今回の衣装ケースとこれまでご紹介してきた水飲みなんかはSサイズ以上のコオロギの飼育に使っています。
ピンヘッドやssサイズのコオロギはまた別のケースで管理しています。
それはまた別の機会、コロオギの繁殖についてチャレンジしたときの記事の際にご紹介したいと思います。

今回の記事で使用した商品は、それぞれ以下で入手しました。
・衣装ケース → ホームセンター
・ウレタンマット → トイザらス(ホームセンターにも販売あります)
・マルチパネルヒーター → amazon japan
・絵筆 → ダイソー
・卵ケース → スンドゥブのお店(コオロギを取り扱っているペットショップにも売っています)
・カレールーの箱 → 近所のスーパー
・ほうきとちりとり → ダイソー
・おしり拭きとアルコールウェット → ダイソー(今は使用していません)
・漂白剤(ハイター) → ホームセンター

また、ネットでの購入が便利な方はこちらをどうぞ。

→ 落ちるコオロギが激減?のコオロギの飼い方_飼育環境その3はこちら
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