コオロギの飼い方 序章

      2018/10/27

イエコ

餌はヨーロッパイエコオロギをメインにしています。最初に買いに行ったお店にはフタホシコオロギしかいなかったので、少数ですがフタホシコオロギも飼っています。

フタホシとイエコ

※写真左の茶色コオロギがヨーロッパイエコオロギ、右の黒いのがフタホシコオロギです。
ニホンカナヘビもミヤビキノボリトカゲもアオカナヘビ、サキシマカナヘビもみんなコオロギが大好きです。
しかし、お世話に一番手が掛かるのもコオロギです。トカゲなんかよりよっぽど大変です。よくトカゲを飼っているだかコオロギを飼っているんだか分からなくなると言いますが、まさにそのとおりです。
イエコさえいつでも簡単に途切れなく手に入ればこれらトカゲ飼育は一気にハードルが下がります。
しかし、いつも自分が使う通勤経路や通学経路沿いにイエコを扱っているペットショップがなくわざわざ買いに出かけなければいけなかったり、あっても供給が不安定だったりすると・・・。繁殖まではしなくとも家である程度はキープをする必要がどうしても出てきます。すると段々大変になってきます。
成虫になるとオスはうるさいです。
少数なら鈴虫を飼っているようなものですが、多数になってくると騒音です。寝室にはおけません。ちなみにフタホシコオロギはイエコの比ではないほどうるさいです。御近所迷惑を心配しなければならないレベルでうるさいです。
また糞尿が溜まってくると少々臭くなります。
パッと見たところゴキブリぽっく見えるときもあります。フタホシは黒いGに、イエコは茶色の羽のGっぽく見えます。自分は我慢できても家族の理解が得られないことがあります。
水をよく飲むのに、水入れを入れると溺れます。また、多湿にすると糞からアンモニアが発生してコオロギたちがバタバタ中毒死して生きます。
中毒死したコオロギがまた臭いを放ち、その臭いでまた死にます。

コオロギ飼育はこの辺のハードルを越えないとできません・・・!
ひとつひとつ越えていきましょう。

コオロギさえ手に入ればキノボリトカゲなんて飼育は楽なものですよ。ほぼ動かないですし、餌をあげるのも3~5日に一度で十分です。ケージの掃除も週末に床材を入れ替えるだけ。
一日中動かないですし。あれ?ナマケモノを飼っているのかな?と思います(笑)。

飼育容器は試行錯誤の結果、大型の衣装ケースという多くの方が使っている王道のものになりました。
本当は違う形を検討していたのですが、満足のいく試作品ができず、この形に落ち着きました。
ポイントは大きく3つ
1 通気性をよくするためにふたをつけないこと
2 ツルツルした素材でコオロギたちが登れないこと
3 ジャンプしても飛び越えることができないくらいの高さがあること です。
経済的な理由からも衣装ケースというのが今のところベターな選択肢になるのだと思います。衣装ケースはホームセンターなどで安く購入することができます。
かさばるものなので持って帰るのがちょっと大変ではありますが、とても安いですし、自分で持ち帰れば送料も発生しないので、ホームセンターでの購入をおすすめします。
でも、お近くで買うことができない方は、ネットで買うのも仕方ないかも知れませんね。
送料やお値段をよく検討して決めてくださいね。

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