キノボリトカゲのケージをD.I.Yしちゃおう2【非推奨です!注意】
2018/10/27
キノボリトカゲのケージはダイソーで売っているワイヤーネットを骨組みにして作ることにしました。
骨組みがないとぐにゃぐにゃして安定しないですし、重たい骨組みでは意味が自作する意味がないからです。
ワイヤーネットは金属製の網ですので、軽くて丈夫です。
ただ網とはいえ、そのままでは網の目があまりに大きく、トカゲもコオロギも脱走し放題です。
なので、ワイヤーネットを骨組みにしつつ、鉢底ネットをかぶせてある程度以上のコオロギは通れなくしました。
また、鉢底ネットはコオロギやトカゲが簡単に登ることができるので彼らが立体活動をすることを助けることになります。
作るのは直方体のゲージですが、ひとつの壁面は全て鉢底ネットで覆うことにしました。
そしてその他側面については可視性が高いこと、光を通すことなどを考えてプラ版を張ることにしました。
これを側面や天井に使っていきます。なお、通気性の確保のため側面のうち上1/3程度はプラ版ではなく鉢底ネットにしました。
最後に正面ですがここには扉がきます。
世話をするには大きな扉がある方が便利ですが、扉を開けたとたんにエサコオロギやトカゲに逃げられてしまってはいけないので、縦に2分割して扉を2枚作りました。
ケージの上方で作業するときには上の扉を開け、下方の作業をするときは下の扉のみ開けるのです。
もちろん同時に開けることも出来ます。
天井からはチェーンをぶら下げ、チェーンの先にはお手製のペットボトル鉢植えを吊り下げました。鉢植えにはヘデラとポトスが入っています。これはキノボリトカゲの隠れ家となること、またケージ内の湿度を適度に保つためです。
チェーンはホームセンターで10cm単位で売ってもらえますのでそれを利用しました。
そして底ですが、そこにはワイヤーネットも鉢底ネットもプラ版も使っていません。底にはウレタンマットを敷いて、その上にパネルヒーター、更に上に床材として古新聞を敷きました。
一番最初は古新聞の上にチモシーを置いたりもしましたが意味がないので辞めました。ヘデラに水をあげたら水はペットボトルを通して下に落ちます。それを受けるためのお皿も用意しました。
ポタポタ垂れるので、キノボリトカゲにとって水があると分かりやすいことでしょう。
古新聞の上に底がないワイヤーネットで作ったケージを載せるイメージです。
キノボリトカゲは基本的に下に降りてきません。
ほぼ上半分のどこかの鉢底ネットに掴まっています。夜寝るときに天井からぶら下げたペットボトル鉢の中に行くくらいです。
しかし、糞は下に落とされてしまいますので、1週間に一度ケージを少しだけ動かして、床材に使っている古新聞を交換するのです。掃除はたったこれだけです。
なんと簡単なのでしょう!拭き掃除も掃き掃除もいりません。掃除は短時間で済むのでトカゲにとってもおそらくストレスは小さいのではないでしょうか。
自分は新聞を契約していないので古新聞はもらってこないといけないところがちょっとネックですが快く下さる方がいるのでありがたく頂いています。
キノボリトカゲのような樹生性のトカゲを飼いたい方の参考になれば幸いです。
※最終的にこのアイデアは残念ながら失敗でした。参考になるところがあれば幸いですが、そのまま同じものを作るようなことはしないでくださいね。
次回へ続きます。
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