トノサマガエル、アマガエルたちの越冬
本格的な冬がやってきました。
既に記事にしたとおり、カエル水槽の冬支度は十分に備えてきたつもりです。
実際に12月になってみて、どのような変化があったか報告したいと思います。
夏の間はカエル水槽にはガラス越しでも日光が当たることはありませんでした。
特に真夏は太陽が高い位置にありますからほぼ家の屋根に遮られて、ベランダは直射日光があたっても、室内まで直射日光が当たることは稀でした。
しかし、11月くらいからでしょうか、徐々に冬至に近づくにつれて、日差しが室内に入ってくるようになりましたので、カエル水槽にもガラス越しとはいえ、昼間に日光が当たるようになりました。
夏至と冬至では日差しの角度が40度も違うそうですよ。
なんとなく文章だけでは分かりにくいので、イメージ図を作ってみました。
真夏の暑い日差しは地面に対して78.4度の角度で降り注ぐので、屋根に多くが遮られるのですが、真冬の太陽は地面に対して31.6度の角度なので、部屋の奥まで太陽光が届くというわけです。
すると冬であるにも関わらず、日光によりケージ、特に飼育水が暖められるので、水温がぐんぐん上がるような状況になりました。
また、太陽光が入るようになると水に緑色をした藻が生えてくるようになるので、水換えと同時に藻を取り除くような作業が増えました。
また、水温が室温よりも高い状態になりましたので、結露がより激しくなりました。
カエルを撮影したくても結露を拭き取らなくてはならず、常に水がガラスについているような状態です。
この中にコオロギを入れると過湿状態ですからすぐに死んでしまいますが、カエルたちはみな元気にしているようです。
また、太陽光が入るようになり、水温も一定の温度以下まで下がらない状態が続くと植物がぐんぐん成長するようになりました。
ちょっと緑がもさもさ過ぎてカエルが見つからないことがありますが(笑)、今のところ、トノサマガエルもアマガエルも元気にしていますから順調と言って良さそうです。
ただ日本の冬が厳しいのは1月~2月なので、まだ気を引き締めて見守っていきたいと思います。
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