前回に引き続き、大阪天王寺動物園の爬虫類たちの紹介をしていきたいと思います。
天王寺動物園には不思議な樹木がありました。
日本の在来ではなさそうです。気根がたくさんでています。ガジュマルの木の仲間でしょうか。植物は詳しくないのでわかりません。
きれいな木でしたので、写真を撮っておきました。 こちらの写真にはツノガエルがいるのがわかりますでしょうか。アルゼンチン、ブラジル、パラグアイなどの南米原産のクランウェルツノガエルというそうです。主に森林地の地上に生息しているとか。この丸い体がなんとも魅力的ですね。捕食者に狙われることはないのでしょうか。日本のアマガエルやトノサマガエルがスマートに見えてきます(笑)。
続いてはインドネシアバタンタ島に生息する「アオホソオオトカゲ」です。東南アジアにはオオトカゲが生息していますが、とてもかっこいいですね。この子も餌としてフタホシコオロギが与えられていました。オオトカゲの頭の上にもコオロギがちゃっかり乗っています。尻尾を巻き付けている枝にもコオロギがいることがわかります。
オオトカゲのケージにはいずれも非常に多くのフタホシコオロギがいました。たまたま給餌の後だったのでしょうか。
イメージとしてはコオロギは乾燥したところでないとすぐに死んでしまうように思えますが、食べ残したコオロギが死んだりしないのかな。給餌の量についてちょっとだけ疑問に思いました。
続いてはミズオオトカゲです。
これはまだ幼体のミズオオトカゲ。それでも立派な大きさです。日本のトカゲたちに比べたらずっと大きく、小型犬なみの大きさがあります。このミズオオトカゲも東南アジアに生息しており、渓流から海にかけての水辺にいるそうです。続いてはナイルオオトカゲです。
サハラ砂漠以南のアフリカ大陸広域の砂漠、川や湖周辺に住むそうです。
どうやらとても警戒心の強い個体らしく、見かけたらラッキーとか。
普段は穴に潜ることが多いんですって。
そんな子のご飯タイムにたまたま通りかかった私はまさにラッキーかも知れませんね(^^)
普段私が飼育しているトカゲやカエルはコオロギを食べることはあっても哺乳類を捕食することはないので、活マウスを襲うトカゲというのは個人的には衝撃的でした。飼育されている方にとっては当たり前の光景なのでしょうけれど。
最後にワニガメです。
日本にもペットとして流通しましたが、飼育しきれなくなってしまった個体を逃したことなどから環境問題となったことがあります。
国産の淡水生物では太刀打ちできないほどの強い肉食性があり、水鳥などが襲われることもあるとか・・。
外来種そのものには何の罪もないのに駆除対象となってしまい、命を奪わなくてはならないことはとても悲しいことですね。
飼育者は飼育を始める前にきちんと最後まで飼育を完遂する覚悟をもって生物を飼い始めるようにしなくてはならないと教訓を残してくれた生物です。
さいごにまたまたトイレの張り紙(笑)。
あとは爬虫類以外の動物も撮影をしてきたのですが、おまけとして記事にするかどうかまだ決めていません。
気が向いたら記事にしようと思います。
読んでいただき、ありがとうございました!
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