ニホンカナヘビ、サキシマカナヘビ、アオカナヘビ、ミドリツヤトカゲ、ニホントカゲ(オカダトカゲ)、キノボリトカゲなどを飼育しています。
彼らが成長するときに欠かせないのが、「脱皮」です。
一説によると太陽光に含まれる紫外線のうち、UV-Aが爬虫類の成長を促し、脱皮も促進しているそうです。
たしかに我が家においても日差しがよく当たるところに飼育ケージを移動すると、より脱皮の回数が増えるようなことがありました。
ニホントカゲやカナヘビたちは脱皮をしますが必ず成功するとも限りません。
場合によっては「脱皮不全」を起こしてしまうことがあります。
そこで今回はトカゲ(カナヘビ)の脱皮について記事にしてみたいと思います。
ニホントカゲは土にもぐる習性があるトカゲです。
それもさらさらな砂ではなくある程度湿り気がある土のほうが好きなようです。
飼育下でも乾燥したところよりも水分の多いところを求めて移動するような姿が見られました。
ウェットシェルターを用意してあげたら喜んで潜っていましたし、水入れに設置してあるフィルターに潜るのは日常的なことです。
この水分をまとうことがこの子にとってとても重要なようでこれをしないと体がカサついて脱皮不全になってしまうようでした。
とくに濾過器の中に潜ると水流があたるので気持ちがいいのか、その中で脱皮をしてしまうようです。
たまに少しだけ脱皮の残りの皮が残った状態で出てくることがあります。
まるでお風呂のような使い方です・・・。
カナヘビはしょっちゅう脱皮をしているイメージです。
カナヘビが脱皮をするときは皮が白くなってきて徐々に浮いてきます。
その浮いてきた皮が上手に剥ければ脱皮完了です。
サキシマカナヘビも脱皮を繰り返しています。
この子も水槽に滝があると良く水浴びをしています。
しかし、カメラの準備をするとすぐに逃げてしまうのでまともに水浴びの様子を撮影することができません。
今回は水浴び後のまだ水滴が体に残っている状態の写真をとることができました。
キラキラ光っているのが水滴です。
カナヘビ属はニホントカゲほど潜ることがないですし、常に水を欲している印象ではありませんが、水があると脱皮は容易にできるみたいです。
このことからもカナヘビだけの飼育であっても水入れは体ごと浸かることができるくらい大きめのものを選んであげた方が良さそうです。
最後にアオカナヘビです。
アオカナヘビもこれまでのカナヘビ同様大きな水入れがあると脱皮が容易にできるみたいです。
それとカナヘビは立体活動が好きなので、立体活動ができるところに「ザラザラ」したところがあると皮を擦り付けて脱いでいるような様子を見せることがありました。
具体的にはウェットシェルターや溶岩石などがあるといいと思います。
これは当初想定していなかったことですが、カナヘビの飼育には役に立っているようですね。
FAKE GREENのレイアウトに興味がある方は過去のブログ記事(トカゲの飼い方②(レイアウトの変更))を参照くださいね。
ミドリツヤトカゲは脱皮をほとんど目撃したことがありません。一度だけサランラップを脱ぐようにして脱皮しているのを見かけたことがありますが、一瞬で終わってしまいました。
キノボリトカゲについても脱皮をしているはずなのですが、目撃をしたことがありません。
目撃できたらまた記事にしたいと思います。
DOGA
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